ページごとにかけるSEOは、コーデイングが主体となります。そう、コーダーさんあってのSEOなのです。
おもな考え方はふたつあって、ひとつは「美しいソ ース」を書くこと、そしてもうひとつが適切な「キーワードの重み付け」をすることです。
また美しいソ ースとは、W3Cに準拠したHTMLやXHTML 、CSSで記述するということです。各種検証サービスを使うことで正しい文法で記述することができるようになるでしょう。
正しい文法で記述するメリットは、検索サイ卜のク ローラーがページを読み込みやすい、作り手側の意図を理解されやすいというところにあると思います。
「美しいソース」はSEOを行ううえで最低限の技術と位置付け、作り手側の努力で100%達成できる施策と考えましょう 。
SEO効果を高めるために、<meta>タグ 、サマリ一、<title>>タグ 、<h>タグ 、メニューやフッターのリンクなどで、キーワードの重み付けを行うわけですが、このときに検索エンジンスパムになってしまうのではないかと不安になる方もいるでしょう。
しかし、こういった要素でキーワードに重み付けをすることは、まったく問題ありません。
逆に正しい文書構造を作るためには必要なことなのです。問題になるのは 「やり過ぎ」です。やり過ぎるからスパム行為になる。「正しい重み付け」か 「検索エンジンスパム」か、というさじ加減については、第1章や第6章などで確認してください。